東京大学
人文社会系研究科
社会文化研究専攻
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更新日：2025/04/18
准教授
イグチ　タカシ
井口　高志

所属

  1. 東京大学人文社会系研究科准教授

プロフィール

  1. <p>・「きらッコノート」での<a href="https://job.kiracare.jp/note/article/15874/">研究内容の簡単な紹介取材記事</a>です</p>
    <p>・2020年8月に<a href="http://www.koyoshobo.co.jp/book/b525632.html">新著『認知症社会の希望はいかにひらかれるのか』</a>を出版いたしました。U Tokyo biblio plazaでの<a href="https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/H_00084.html">自著紹介</a>です</p>
    <p>・「認知症フォーラム.com」での<a href="https://www.ninchisho-forum.com/eyes/machinaga_153.html">新著の紹介記事</a>です（記事後半部）。</p>
    <p>・<a href="https://www.minervashobo.co.jp/book/b505235.html">教科書『よくわかる福祉社会学』</a>の、U Tokyo biblio plazaでの<a href="https://www.u-tokyo.ac.jp/biblioplaza/ja/G_00071.html">紹介記事</a>です。</p>

経歴

  1. 2003/04-2006/03日本学術振興会特別研究員
  2. 2006/04-2007/03お茶の水女子大学文教育学部Faculty of Letters and Education
  3. 2007/04-2011/05信州大学医学部保健学科School of Medicine, Department of Health Sciences
  4. 2011/05-2018/09奈良女子大学生活環境学部生活文化学科Faculty of Human Life and Environment, Department of Culture and Humanities
  5. 2018/10-現在東京大学大学院人文社会系研究科 社会文化研究 社会学専門分野
  6. 2023/04-現在東京大学大学院人文社会系研究科 基礎文化研究専攻 死生学応用倫理専門分野

学歴

  1. 東京大学大学院2000/03人文社会系研究科修士課程
  2. 東京大学2003/03人文社会系研究科博士課程社会文化研究
  3. 東京大学2003

研究分野

  1. 人文・社会社会学

研究キーワード

  1. 支援
  2. 社会調査
  3. フィールドワーク
  4. 医療社会学
  5. 認知症ケア

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1. 日本学術振興会科学研究費助成事業社会学を基盤とした批判的認知症研究の構築と「認知症社会」の記述・評価・構想基盤研究(C)2023/04-2027/03
  2. 日本学術振興会科学研究費助成事業社会学を基盤とした批判的認知症研究の構築と「認知症社会」の記述・評価・構想基盤研究(C)2023/04-2027/03
  3. 日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(B)人口減少社会における多重的社会問題の総合的研究基盤研究(B)2022/04-2027/03
  4. 日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(B)人口減少社会における多重的社会問題の総合的研究基盤研究(B)2022/04-2027/03
  5. 日本学術振興会科学研究費助成事業 基盤研究(A)100年人生対応の包摂型地域創出のための統合型地域診断に基づく地域再生手法の研究基盤研究(A)2021/04-2026/03
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書籍等出版物

  1. 医療・ケア・障害岸 政彦 山根 純佳 前田 拓也 三井 さよ 井口 高志 土屋 葉 中村 英代 星加 良司 深田 耕一郎 飯野 由里子 浦野 茂 美馬 達哉 有薗 真代 後藤 基行「第2章 ポスト診断時代における認知症の社会学: 認知症の「進行」への向き合い方をめぐって」（31-58）岩波書店2025/039784000114486
  2. 社会学と社会システム武川 正吾 高野 和良 田渕 六郎「第7章 ケアの社会学」（117-132）ミネルヴァ書房2025/039784623098361
  3. 系統看護学講座 社会学 第７版石川 ひろの 井口 高志 佐々木 洋子 戸ヶ里 泰典「序章 健康・病気・医療をみるツールとしての社会学」「第1章 社会学の基礎概念」（9-30）「第2章 社会学的視点からのモノの見方」（31-45）「第3章 社会学の諸領域と保健医療」（47-66）「第15章 ケアの社会学」（245-257））医学書院2024/019784260053020
  4. 家族社会学事典日本家族社会学会「高齢者のケア」丸善出版2023/129784621308349
  5. 福祉社会学文献ガイド福祉社会学会「アーヴィング・ゴフマン『スティグマの社会学：烙印を押されたアイデンティティ』」学文社2023/119784762032806
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論文

  1. 書評「柏﨑郁子 著『〈延命〉の倫理——医療と看護における』（晃洋書房、2024年）」2025/01保健医療社会学論集35/ 2, 122-123（MISC）書評,文献紹介等
  2. 猫を看取る経験の構造的把握2024赤川 学 山浦 晴男 祐成 保志 井口 高志 税所 真也ヒトと動物の関係学会誌2024/ 68, 51-5910.69186/hars.2024.68_511341-8874URLURL_2ヒトと動物の関係学会2023 年、猫の飼育頭数は過去最大となり、猫を看取る経験が今後増加することが予測される。人間や動物の看取りに関する既存研究では、看取り当事者を支援する専門家の役割が強調されており、またペットの喪失体験におけるリアリティ分離やペットロスからの回復過程も注目されている。これを受けて猫社会学の一部である本研究では、猫を看取る体験の全体像を構造的に把握するために、2021 年7 月から10 月にかけて猫に関心を有する48 名の調査対象者に看取り体験に関するインタビューを行い、これを質的統合法（KJ 法）に基づいて分析した。インタビューデータを分析した結果、猫を看取る経験は、【飼う躊躇】、【衝動飼い】、【猫の家族化】、【モノ化する悲しみ】、【自然に還る死】、【消えない悲嘆】、【悔いなき看取りと死の受容】という7 種類のシンボルマークに整理できた。このうち【飼う躊躇】や【猫の家族化】は、人間や他のペットを看取る際にも共通する要素であり、【自然に還る死】は猫の看取りに固有の経験、【モノ化する悲しみ】は猫を含めたペットの看取りに固有の経験ではないかと考察した。また【消えない悲嘆】が【悔いなき看取りと死の受容】に転化する条件として、「動物医療グリーフケア」における「新たに迎え入れる別の個性を尊重する」という原則が重要であると考察した。
  3. 「スピリチュアリティ」と言わずに死や超越的なことを言葉にする : 編集委員の経験したモヤモヤからの鼎談2023/06田代 志門 浮ヶ谷 幸代 井口 高志支援 / 「支援」編集委員会 編13, 168-219（MISC）その他記事生活書院
  4. Rethinking the conflict between prevention and preparedness: towards a sociological perspective on coexisting with dementia2023/03Iguchi TakashiGender and Culture in Asia7, 11-24研究論文（学術雑誌）
  5. 立ち止まって予防を考え、備えの思想を展開する：認知症との共生にむけた課題2023/02井口高志すまいろん112, 30-33
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講演・口頭発表等

  1. Social movements and practices related to dementia in Japanese society: Focusing on the relationship between prevention and inclusionThe Australia Sociological Association Annual Conference2024/11/29口頭発表（一般）
  2. 認知症をめぐる新たな取り組みとソーシャルなスピリチュアルケア: 「認知症基本法」に至るムーブメントの中の／外のスピリチュアルケアスピリチュアルケア学会大会2024/11/02シンポジウム・ワークショップ パネル（指名）
  3. 日本社会における認知症との共生の現在と課題: 「認知症基本法」の論理と今後の課題を読み解く日中高齢社会論壇2024/07/27口頭発表（招待・特別）
  4. The Logic of Dementia Prevention in Contemporary Japanese Society and Its Rise and Fall: An Analysis of Newspaper Article Texts since 1980sBritish Sociological Association Virtual Annual Conference 20242024/04/05
  5. 認知症はいかに理解・包摂されようとしてきたか？：社会学から見た認知症をめ ぐる実践第38回日本老年精神医学会大会2023/10/13
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Works(作品等)

  1. 「みんなが行きたくなるカフェってどんなカフェ？」での連続5回のワークショップ・調査実施・最終報告会2015/11-2016/03
  2. 「みんなが行きたくなるカフェってどんなカフェ？」での連続5回のワークショップ・調査実施・最終報告会2015/11-2016/03
  3. 描かないと福島が潰される――端野洋子さん（漫画家）に聞く2015/09-2016/04
  4. 描かないと福島が潰される――端野洋子さん（漫画家）に聞く2015/09-2016/04
  5. 障害のある人から学ぶまちづくり共同研究―障害のあるリサーチャーおよび学生サポーターの育成2015/07-2016/09
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受賞

  1. 2021/07第6回福祉社会学会学術賞『認知症社会の希望はいかにひらかれるのか：ケア実践と当事者の声をめぐる社会学的探求』
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所属学協会

  1. 日本看護科学学会
  2. International Sociological Association
  3. 関西社会学会
  4. 障害学会
  5. 福祉社会学会
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委員歴

  1. 2023/05-現在日本保健医療社会学会理事（広報担当）
  2. 2023/04-2027/08一般社団法人 日本社会学会代議員
  3. 2022/09-2025/09日本家族社会学会『家族社会学研究』第11期専門委員
  4. 2022/04-2023/10日本社会学会『社会学評論』専門委員
  5. 2022/03-2023/03日本学術会議国際委員会国際対応戦略立案分科会外部有識者
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